去る9月8日（木）に、沼津市立沼津高等学校中等部において、地元地域の企業を学校に招いて会社のお話を聞くという「職業講話」の行事がありました。
中学校2年部から、当社にも講師をしてほしいとのお招きをいただき、中等部2年生20名のみなさんに、お話をしに行ってまいりました。

13時20分から15時00分までの1時間40分という時間をいただき、生徒たち、先生方を前に、当社営業チームの市川智博社員が、まず自己紹介、会社紹介、製品紹介、仕事をとおして得た喜びや苦労したことなどを語りました。

そして「みんなも保冷材づくりを体験してみよう！」のコーナーでは、用意した、保冷材の原料である吸水性樹脂の入ったカップをひとりずつ生徒たちに配布し、生徒た
ちは、合図とともに水道水100ccほどをカップに少しずつ注いでいきました。

すると、樹脂が水をどんどん吸水して、ぶわーっとみるみる膨らんでいきます。
1分ほど経ってカップをさかさまにしても、水をしっかり含んだ樹脂ゲルは流れ落ちてきません。
この様子に、生徒たちからも、「おーすごい！」と感嘆の声が上がりました。

保冷材は、今やどこの家庭にもあり、決して珍しいものではありませんが、″世界一の生産量の保冷材工場″が、同じ沼津市内にあったことや、からだを冷やすための
ジェルやアイスまくらなどにも応用されていることを知り、「普段できない体験ができてよかった。」などの感想が寄せられました。
当社では、地域の方々の工場見学や、製造体験、企業実習/研修の受け入れなど、地域や社会に貢献できる会社でありたいと願っています。